法人向けのクレジットカードで発生したポイントは法人に属し、個人または個人事業用クレジットカードで発生したポイントは個人に属します。

ここで厄介なのが、楽天です・・・
楽天はせっかく、プライベート用とビジネス経費用でカードを分け、引き落とし口座も強制的に分ける仕組みを提供してくれています。
しかし、どちらのカードの楽天ポイントも合算になってしまうため、

経費でカード切った分の楽天ポイントはプライベートで合算して使っちゃおう♪
↑↑これだと、法人の場合は税務調査でつっこまれてしまいます!
給与の支給とみなされちゃうからです。
著者・ニッパチの考えた会計戦略は法人⇒個人に請求書を出す!
社員にポイントを与えるならまだしも、1人社長のプライベート用の楽天ポイ活に使うのはご法度。
そこで、ニッパチは法人⇒個人に向けた簡易な請求書を作成し、『個人のプライベート用口座⇒法人口座に合算した分の楽天ポイントを振り込む』としています。

ねこ
明細を見れば、楽天ビジネスカードの累計金額÷100=振り込むべき金額が分かります。
それこそ毎月だと面倒なので、決算月にまとめてやっちゃうのでもアリだと思います。
弊社は11月決算なので、12/1~11/30までに使った楽天ビジネスカードの金額が仮に40万円だとしたら、40万円÷100=4,000円です。
楽天ポイントは1ポイント=1円なので、本来法人の資産になるべき楽天4,000ポイント貯めたなら、その分を現金で個人口座から振り込めば良い、というわけです。
これで、給与規定に外れた社長自らへの給与支給などと疑われることもなく、ポイントが個人と法人で合算になっても慌てることもなく済みます。

ねこ
なお、必ず決算月末日までに期中全ての混在した楽天ポイントを法人の口座に入金されるようにしておきましょう!
じゃないと期をまたぐと会計処理が面倒だからね。
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